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小説 氷菓 感想

氷菓 (角川文庫)

米澤穂信さんの小説の、”氷菓”がアニメ化するというので、今更ですが読んでみました。

感想ですが、なんというかこれ映像作品にしても盛り上がらないんじゃないの?っていうのが読み終わった感想なんですが、アニメ化大丈夫なんですかね……?
登場人物もそこまで動きがあるキャラクターじゃないし。

米澤穂信さんの本を読んだことがある人なら、小市民シリーズとおんなじ様な感じといえば通じると思います。

主人公も似たような感じで、やる気がない感じで、特にとりえもない普通の高校生をきどっているけど、実は物事を判断、推理する能力が高いという設定です。
本人はどうでもいいと思っている事件に、友人たちに流されて関わってしまい、それを解決していく、というようなパターンですね。

正直にいって個人的には米澤さんの本でこの古典部シリーズと小市民シリーズはそこまで好きではないです。

なんかどちらもお話の盛り上がりにかけるといいますか、そこまでこれは面白い!!ってなる感じではないんですよね。

あとは考えさせられたりそこまで余韻に浸るような話でもなかったですし。
作者の哲学的な考え方が面白いっていうお話でもなかったです。

この無気力な主人公っていうか、高校生だけど世の中を達観しているように振舞う主人公って米澤さんの小説だと定番なんですかね?


ちなみに話しは変わるのですが、ラノベのアニメ化っていうのが多いですが、神様のメモ帳とかは原作は好きだったんですが、アニメは個人的には残念な感じに……

あっちのほうがアニメ化するんだったらよさそうだったんですけどねー;

小説は小説のままのほうがおもしろいお話ってありますよね。文章なので説明がされる場面や設定、心理描写や風景描写、あとはいろいろな考え方が書いてあったりとか。

逆にちょっと楽しみなアニメ化する作品はニャル子さんですかね。
キャラクターがすっごい動きそうですしw
映像化すると楽しそうです!!


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小説 症例A 感想

症例A (角川文庫)

今回感想を書くのは、多島斗志之さんの”症例A”という小説です。

作品の舞台は精神病の人たちを扱う病院なので、精神病についての記述や説明が多くされます。

私はこの本を読むまで、うつ病くらいしか精神病と呼べるものは知らなかったのですが、統合失調症や解離性障害などの名前を知りました。
精神病やその患者を扱う病院について興味がある人は、一度読んでみることをオススメします。

たとえば、作中の例ででていたガリバー旅行記。
この作者が精神病の症状をみせていることなどの例をとって精神病の症状について説明していっていますが、その情報が真実かどうかは実際に自分自身で調べてみないとわかりませんが、なかなかためになりました。

ただ、お話の肝にもなってくる多重人格という症状ですが、このような病気は主人公も最初疑ってかかっていたのですが、結局は信じています。

けど、実際にこのような精神病というものはどのように定義し、また、判断を下せば良いのか、私は精神病の識者ではないのですが、この本を読んでいてもわからなくなってきます。

とゆうか自分自身もそのような病気なのではと思ってしまったり、また、精神病なんて本当はないんじゃないかと思ってしまいそうです。

現在は血液検査などで精神病を判定する技術が研究されているそうですが、そういう数字にできる判断基準などがあるとちゃんと信じれるんですけどね。



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小説 NHKにようこそ 感想

NHKにようこそ! (角川文庫)

今回感想を書くのは、"NHKにようこそ!"という小説です。

この小説、作者が実体験を元にしてかいてある部分もあるらしく、最初は主人公にあまり好感を持つことができませんでした。

おなじように、ニートをテーマにした作品は他にもありますが、それらの登場人物は好感を持てる部分があります。
そのためか、時々リアリティーがないなと感じたりすることはありましたが、ここまでダメ人間というものをリアルに書こうとすると、あまりおもしろいものではなくなるということがわかる例だったように感じます。

ラノベとかのキャラだとこいつと友達になったら楽しそうだなと思うキャラもいますが、この主人公はそう感じませんでしたし。
たとえば、ニートがテーマではありませんが、やはり俺の青春ラブコメは間違っているの主人公の八幡だったり。
あとは作者と知り居合いになりたいなと感じたりだとか。


ただ、いいたいことは理解できるんですよね。

みさきちゃんが、自分より下だと思った人とだと安心して話せるとか、一人でいるのが寂しい、だからずっと一緒にいてっていう感情とか。

ただそれをリアルで口に出しちゃうと、相手に受け入れてもらえなくなるというか・・・


あとは終盤のほうはおもしろかったです。

かならずしもハッピーエンドではありませんが、私はすっきりした終わり方でよかったと思います。


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小説 さよなら妖精 感想

さよなら妖精 (創元推理文庫)

今回は、米澤穂信さんの小説、さよなら妖精を紹介します。

米澤穂信さんの小説は、小市民シリーズと犬はどこだ、あとはインシテミルを読んだことがありますが、この作品はそれらとはちょっとちがっていて、何か事件が起きて、それを解決するというお話ではありません。

これは、主人公とその仲間たちの日本人の高校生グループと、ユーゴスラビアからきた少女、マーヤとのお話です。

私のこの作品の感想ですが、ハッピーエンドで終わるお話ではないので、読後感はスッキリするものではありませんでした。
ただ、いろいろと感じるところがあったり、ユーゴスラビアのことについて興味を持つことになりました。

正直いうと、自分には、前半の日常パートでの推理場面などは、そこまで面白くもなかったです。

それよりも、マーヤの考え方などのほうが興味がありました。

マーヤは、ユーゴスラビア内の共和国同士での対立があることは知っていました。
それでも、ユーゴスラビアという国が良くなることを信じ、また、良くしていこうとしていました。


確かに今、ユーゴスラビアは問題を抱えている。だけど、今は私たち、ユーゴスラビアという国ができてから生まれた世代の子供たちがいる。

と言うようなマーヤのセリフがありましたが、ユーゴスラビアという国に生まれた子供たちは、どのような気持ちでユーゴスラビアの崩壊をみていったのでしょうか・・・




話は変わりますが、当時のユーゴスラビアのサッカー代表チーム。
後に日本代表の監督になる、イビチャ・オシム監督が監督をしていたり、名古屋グランパスで選手として、また、現監督として活躍しているドラガン・ストイコビッチ監督が選手として活躍していたり、日本でも有名な人がいたんですよね。

そして調べてみるとこの代表チームの悲劇っぷりがすごい・・・

興味がある方はぜひ調べてみてください。




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小説 一九八四年

一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)


今回紹介するのは、ジョージ・オーウェルの一九八四年という小説


題名から村上春樹の1Q84を思い浮かべたので調べてみたら、wikiによると村上春樹が一九八四年を土台に近過去の作品を書きたいと思っていたと書いてあるので、少しは村上春樹に影響を与えている作品なのかもしれない。他にも伊藤計劃の虐殺器官の中でも、たびたび挙げられている。


感想だが、文句なしにおもしろかった作品だ。
実際に読んでみて、この作品は読んだ人の考え方に何かしらの影響を与える作品なのだろうと思った。




ここから先はネタバレがあるかもしれないので注意

さて、この作品は作者の世界は作者が考え出した世界であり、実際の社会を書いているわけではない。しかし、この作品を読んでいると、実際にこの作品の世界のような社会が存在していてもおかしくないのではないかとおもわず錯覚させられてしまうような設定だ。

この作中ででてくる二重思考という言葉。また、実際にこれを使いこなすオブライエンという人物。だれが本当に正しくて、なにが狂っているのか。1+1が2ではなく3になるという世界。権力のための権力。人の思考というものを支配することができるという事実。この作品は狂気というものが感じられる作品になっていると思う。

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